豊かな磯の香りと風味！出来たての須磨海苔の試食も

『すまうら水産のり工場見学』参加者募集　神戸市須磨区

来年1月15日と16日、JR須磨駅から徒歩約5分の場所にある須磨浦漁友会事務所（神戸市須磨区）で、神戸市内在住の小学生を含む家族を対象に「すまうら水産のり工場見学」が行われます。参加には12月17日までの申し込みが必要です。（応募者多数の場合は抽選）

須磨区が実施する「子どもを育むスマハマプロジェクト」の一環。須磨から垂水沖の東西約7キロにわたって浮かぶ「海苔棚」において、海苔の種を付けた網で養殖が行われています。水温が19℃以下の環境でないと育たないため、今回見学するすまうら水産のり工場では12月～4月の寒い時期にしか製造していません。

海苔は「潜り船」と呼ばれる漁船で畳のように敷き詰められた海苔網の下に潜って収穫。収穫された海苔は、工場で海苔簀の上に並べて乾燥機にかけられます。製造される海苔の中でも、一番摘み海苔を使って作られた海苔が「須磨海苔」のブランド名で販売されているのだとか。豊富な栄養素と明石海峡の速い潮流、冬の冷たい季節風によって「色が黒くて艶があり、豊かな磯の香りと風味、肉厚だけど歯切れが良い」美味しい海苔が育まれています。

同イベントでは、海苔の養殖から乾海苔が出来上がるまでの一連の工程をビデオ鑑賞や工場見学で学ぶことができます。出来たての須磨海苔の試食も！

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