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舞台美術やデジタルアートが融合する劇場型アクアリウム
今年10月にオープンするアクアリウム「átoa(アトア)」記者会見レポ
神戸新港突堤西地区(神戸市中央区)に誕生する、アクアリウム(水族館)、フードホール、ジーライオンブランドデスクで構成された複合文化施設『神戸ポートミュージアム』のオープン日が10月29日に決定!本日行われた記者会見に行ってきたので、まずはアクアリウム「átoa(アトア)」について詳しくご紹介します。
建物の2〜4階で展開されるátoa(アトア)は、舞台美術やデジタルアートが融合する劇場型アクアリウム。いつかの夢で見たかのような既視感、ありそうでない不思議な世界が広がる、唯一無二の水族館が誕生します。「Aquarium(アクアリウム)」「To(と)」「Art(アート)」の頭文字をとって“átoa”と名づけられたそうです。
まず最初に紹介するのは「MARINE NOTE」。海の香りや青い照明などの演出で、まるで海中を泳いでいるかのような錯覚を引き起こすエリアです。
記者会見後には、工事中の館内も見せていただきました。お魚が入る前の水槽が見られるなんて貴重!この空間がイメージパースのように完成するのかぁとワクワクがとまりません!
こちらはおとぎの森をイメージした「ELEMENTS」。霧が立ち込み、木漏れ日が降り注ぐような神秘的な空間です。
メインの「PLANETS」には直径約3mにもなる球体水槽が!これは国内の水族館にある球体の水槽の中で最も大きく、このサイズは世界的にも珍しいそうです。天井からはレーザーとミスト、地面には光ファイバーと、無数の“星”に囲まれた異空間が広がります。神戸の新たなパワースポットになりそうですね!
その横にある和と灯の間「MIYABI」は、映像による演出も加わり、日本の美学“侘び寂び”を感じる幻想的で和空間に。地面が床ガラスになっており、足元を魚たちが優雅に泳ぎます。
屋外となる4階にはカピバラやカワウソ、ペンギン、アザラシが展示されます。この階には神戸らしさが感じられるカフェスタンドも併設。「TOOTH TOOTH」などを手がけるポトマック監修で美味しさ間違いなし!そして見た目にも可愛いスイーツやドリンクが提供されるそうですよ。
奥の階段を登るとルーフトップへ。
ここから見える景色が抜群に良い!水族館としては遅い21時までの営業なので、水族館を楽しんだ後は心地よい海風を感じながら夜景も堪能したいですね。
1階には飼育員監修のぬいぐるみなどオリジナルグッズが並ぶミュージアムショップ、TOOTH TOOTHがセレクションした多彩なフードホール「TOOTH MART」(約400席)もオープンします。そのほか撮影画像は記事下のギャラリーをご覧ください!「TOOTH MART」の詳細はまた別記事でご紹介しますね!
<ここもすごい!>
外観のテーマは「大地と侵食する水」。山が削られて生じた土砂が大地となり、地形を変えていく海水や雨。自然の力で作られた洞窟のように作られた力強い造形が魅力です。
自然と同化していくようなイメージで作られたという外壁は、六甲山、瀬戸内海で採取された山砂から作る2種類のコンクリートを下から4層になるように交互に。その後、コンクリートの表面を高圧した水を使って人の手で削っていきます。そうすることで骨材があらわになり、ボコボコとした表面に。その地域によって地層の色合いが異なるので、その地域にしかない味わい深い質感、色となります。外壁から覗く樹木、1階通路など緑もたくさん植栽されています。
内装にはイギリス製のレンガ、御影石なども使用。館内の窓からは樹木越しに神戸の景色が広がります。
- この記事の地域の天気情報
詳細情報
- 場所
- AQUARIUM×ART átoa
(神戸市中央区新港町7番2号 神戸ポートミュージアム2-4階)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 10:00〜21:00
※日時指定入場制
※最終入場は閉館の60分前まで
※貸切等により営業時間を変更する場合あり - 入場料
- 大人(中学生以上)2,400円
子ども(小学生)1,400円
幼児(3歳以上)800円
幼児(3歳未満)無料
※税込 - 定休日
- 年中無休
※メンテナンスのため、休館する場合あり - アクセス
- <電車>
各線「三宮駅」から徒歩約18分
各線「元町駅」から徒歩約15分
<バス>
神姫バス「三宮駅前」よりポートループ、もしくはポートアイランド方面行き「新港町」下車すぐ
<車>
阪神高速3号神戸線「京橋出入口」から約1分
ハーバーハイウェイ「新港ランプ」から約1分
※専用駐車場なし、周辺駐車場を利用してください