ピスタチオやトリュフなど、手作りソースが味の決め手

パニーニ専門店「Anello Panini（アネーロパニーニ）」実食レポ 神戸市東灘区

5月1日、神戸市東灘区のJR「甲南山手駅」南側に「Anello Panini（アネーロ パニーニ）」がオープンしています。早速食べに行ってきました！
国道2号線沿いに店を構えます
JR「甲南山手駅」から徒歩5分、阪神「深江駅」からも徒歩10分でお店に到着します。国道2号線沿いにひと際目を引くネイビーブルーの外観が目印です。オープンしたばかりでランチタイムは少し混雑します。スムーズに利用したい場合は、平日のランチタイム後、土日の15時以降、来店の流れがゆるやかになる雨の日の訪問がおすすめです。

ここでは本場イタリアのパニーニが楽しめます。ピスタチオソース・トリュフソース・クリームチーズソース・ジェノベーゼソース・アラビアータソースを使ったパニーニが8種類、そのほか、満腹感が得られるライ麦パンを使用したバーガーパンが2種類。ドリンクは、プラス150円でオーガニックコーヒーや、ダージリンティーが付けられます。

無添加のパンをプレスしながらこんがり焼いていきます。カリっとした食感を出すために、粗熱をとってからオーダー後に一枚一枚スライス。食べやすく半分にもカットしてくれます。

現地から仕入れる生ハムやサラミ、チーズ、丹波の新鮮野菜を挟みながら丁寧に仕上げていきます。プラス料金で好きな具材の追加も可能。仕上げていく様子が目の前で見られるのでワクワクしながら出来上がりを待ちます。
ハムとモッツァレラ（ピスタチオソース）税込1,100円
こちらが1番人気の「ハムとモッツァレラ（ピスタチオソース）」。艶やかな色味のハム・水牛のモッツァレラ・マッシュルームソテー・バジルが挟まれています。パンを一口かじると、表面はサクサクですが口の中でしっとり吸い付くような食感がたまりません。噛めば噛むほどに小麦本来の豊かな風味が感じられます。全体をまとめるピスタチオソースもほんのり香り、ボリュームのわりに軽く、さっぱりと味わうことができました。
ハーブポークと茄子（トリュフソース）税込1,100円
こちらは男性にも人気の「ハーブポークと茄子（トリュフソース）」。フレッシュモッツアレラを使用したブッラータ・ポルケッタのハーブポーク・スパイシー茄子が挟まれています。にんにくやハーブで味付けられたジューシーなポークの旨みと、茄子のスパイシーさが相まって食べ応え十分です。辛さの後からブッラータのクリーミーさが訪れ、トリュフの味もしっかりと感じられます。

イートインスペースは4席あるので、出来立てをその場で食べることも可能。持ち帰りの場合は、無料の紙袋に包んでくれます。冷めてもおいしく食べられますが、温めなおすとよりサクサクの食感で楽しめます。訪れるお客さんの9割はテイクアウト利用のようですよ。

現地の人たちは、パニーニやホットドッグなどの軽食を立ったまま食べるのだとか。混雑時や本場の気分で味わいたいときは、こちらのスタンディングスペースもおすすめです。リーズナブルな価格でワインやイタリアビールを提供しているので、いつかは小粋にたしなんでみたいですね。

イタリア・フィレンツェの街並みをイメージしたという内観・外観は、この辺りでは珍しい配色でレンガ造りの壁や、ネイビーブルーのカラーがよく映えています。出張シェフや、三宮でイタリア料理店を経営してきたオーナーシェフが一から手掛け、現地の素材のおいしさを生かし、家庭では味わえない独特なソースを作り上げています。オープンから約1か月、定期的にメニューの見直しを行い、今後は期間限定商品の販売も検討しているそう。ランチやおやつはもちろん、センスが問われる手土産としても活躍しそうですね！

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