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狂言装束や面、扇などを紹介
丹波篠山市立歴史美術館『伝統の継承 丹波篠山の狂言』
丹波篠山市立歴史美術館で3月21日まで、新春企画展『伝統の継承 丹波篠山の狂言』が行われています。
同市では現在でも元旦には「翁」の元朝能、春には篠山春日能が開催されるなど昔ながらの伝統芸能が大切にされており、子どもを対象とした「丹波篠山こども狂言早春発表会」なども展開されています。
能と狂言を合わせたものを「能楽」といいますが、「能楽」は昭和32(1957)年に重要無形文化財に指定されています。そして2020年、重要無形文化財「能楽」の保持者としてふさわしい者であるとして、同市在住の大蔵流狂言方 山口耕道さんが認定されたことを記念し、同展が企画されました。会場では、江戸時代から丹波篠山市で盛んだった能・狂言をテーマにしており、狂言装束や面、扇などを見ることができます。
また丹波篠山市立歴史美術館の一帯には、同市のシンボルである国史跡・篠山城跡の中核をなす建物「篠山城大書院」、茅葺で曲屋形式の母屋と瓦葺の土蔵が残っており、当時の武家の暮らしを現在に伝える「安間家史料館」、江戸期の政治・文化・生活の実態を体感できる「青山歴史村」などの文化施設があり、それぞれをはしごして楽しむことができる4館共通券も販売されています。日々寒さも和らいでくるこの季節、丹波篠山市の歴史や文化に親しんでみるのも良いかもしれませんね。
詳細情報
- 開催期間
- 2021年1月2日(土)~3月21日(日)
- 時間
- 9:00~16:30
※最終日は16:00まで - 場所
- 丹波篠山市立歴史美術館
(兵庫県丹波篠山市呉服町53)
GoogleMapで探す - 入館料
- 大人300円、大学・高校生200円、中学・小学生100円
※4館共通券 (篠山城大書院・青山歴史村・武家屋敷安間家史料館・歴史美術館)
大人600円、大学・高校生300円、中学・小学生150円 - 休館日
- 月曜(祝祭日はその翌日)
- 問い合わせ
- 篠山市立歴史美術館
TEL 079-552-0601