姫路市出身の世界的ファッションデザイナー

イーグレひめじ　髙田賢三追悼展『夢追い人』 姫路市

昨年10月4日に、新型コロナウイルス感染症のためパリで他界された姫路市出身の世界的デザイナー・髙田賢三さんへ哀悼の意を表し、『夢追い人』髙田賢三追悼展が開催されています。場所はイーグレひめじ地下1階、姫路市民プラザ 市民ギャラリー特別展示室です。入場無料で期間は1月24日まで。

姫路市で生まれ学生時代を過ごした髙田賢三さん。渡仏後、ファッションデザイナーとして国内外で活躍されながらも、ふるさと姫路を大切に思い、その魅力を世界に発信してくださいました。夢を追い続けた人生の、その活躍と功績を35点の写真パネルと映像で振り返ります。

幼少期から青年期を紹介する第1章“夢の始まり”のコーナーでは、野里小学校卒業時の寄せ書きのイラストや、文化服装学院時代の仲間、松田光弘さん、金子功さん、コシノジュンコさんらと並ぶスナップなどが紹介されています。

第2章“夢の実現”から第3章“新たなる夢へ”では、渡仏してから世界的なデザイナーとして成功を収め活躍する様子、大切なパートナーを亡くし、自ら立ち上げたブランド「KENZO」との決別や、晩年、新しくインテリアブランドを立ち上げるまでが紹介されています。写真の横には、ご本人談を交えた説明文があるので、詳しく知らない人でもその当時の様子をリアルに感じることができますよ。

髙田さんがデザインした麻の葉柄のワンピースが雑誌『ELLE（エル）』の表紙を飾り一躍注目のデザイナーに。

1989年、市制100周年記念行事「姫路百祭シロトピア」の一環として開かれたファッションショーの映像（44分）が流されていました。

今年9月に開館する「アクリエひめじ」の大ホールと中ホールの緞帳（どんちょう）デザインも手掛けられています。またそちらでも第2弾の追悼展が開催されるそうですよ。夢を持って前向きに楽しく過ごすことを大切にしていたという髙田さん。紹介されている写真は笑顔であふれていました。

＜ご来場者へのお願い＞
来場時はマスクの着用をお願いいたします。
サーモグラフィまたは体温計による体温測定を行い、37.5度以上の場合、入場をお断りします。
来場者情報の把握のため、入場時にご連絡先をご記入いただきます。また、接触確認アプリ「COCOA」、「兵庫県新型コロナ追跡システム」へのご登録をお願いいたします。

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