最後に会えるのは12月22日の12時～14時

神戸市立王子動物園で生まれたアムールヒョウ「ラム」広島へ

神戸市立王子動物園（神戸市灘区）で昨年7月に誕生したアムールヒョウ「ラム」が12月23日、福山市立動物園（広島県）に転出されることが発表されました。当日は休園日のため移動の様子は非公開、前日12月22日の12時～14時が最後の展示となるそうです。

アムールヒョウは、野生下で100頭余りしか生息が確認されていない絶滅危惧種。国内では9園館18頭（オス8頭、メス10頭）が飼育されています。（2019年12月31日時点）公益財団法人日本動物園水族館協会では、海外とも協力してアムールヒョウの管理計画を作成し、適正な繁殖と個体数の増加を図っています。

王子動物園でもこの計画に基づき繁殖に取り組み、父親「アニュイ」と母親「セイラ」の間に3頭が誕生。来園者による投票で、神戸会場でも開催されたラグビーW杯にちなんだ名前、スク（メス）、ラム（メス）、トライ（オス）と名付けられました。今年6月末には、トライもよこはま動物園ズーラシア（神奈川県）に転出。トライに続いてラムもいなくなるのは寂しいですが、国内のいろんな動物園でアムールヒョウが見られるようになるといいですよね。福山市立動物園でも元気に過ごしてくれますように…！

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