ひとり暮らしの桃子さん。おらの今は、こわいものなし。

映画『おらおらでひとりいぐも』

63歳で作家デビューし第158回芥川賞&第54回文藝賞をW受賞した若竹千佐子の同名ベストセラーを、沖田修一監督が映画化した『おらおらでひとりいぐも』が11月6日より公開されます。
© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員
『いつか読書する日』以来15年ぶりの主演となる田中裕子をはじめ、蒼井優、東出昌大、濱田岳、⻘木崇高、宮藤官九郎ら豪華キャストが集結し、巡る時代と季節を縦横自在に描きます。新しい日常を生きる今、不安や寂しさを受け入れて力強く歩みを進める桃子さんの姿が優しく響く感動作です。

＜ストーリー＞1964年、日本中に響き渡るファンファーレに押し出されるように故郷を飛び出し、上京した桃子さん（田中裕子）。あれから55年。結婚し子どもを育て、夫と2人の平穏な日常になると思っていた矢先...突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送ることに。図書館で本を借り、病院へ行き、46億年の歴史ノートを作る毎日。しかしある時、桃子さんの“心の声＝寂しさたち”（濱田岳・⻘木崇高・宮藤官九郎）が、音楽に乗せて内から外から湧き上がってきた…！孤独の先で新しい世界を見つけた桃子さんのささやかで壮大な1年が始まる。

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