今がシーズン真っただ中！兵庫県が誇る絶景を見に

雲海に浮かぶ「竹田城跡」を堪能してきました　朝来市

秋のこの時期の朝、雲海に浮かぶ竹田城跡は「天空の城」と呼ばれます。兵庫県を代表する絶景スポットのひとつですよね。今年こそは一目見ようと早朝に行ってきました。その姿は感動的で、「がんばって早起きして来てよかったー！」と思いました。
立雲峡からみた竹田城跡
せっかくなら雲海ができる日に行きたいですよね。雲海は、昼間と夜間との温度差が激しいほど出やすくなります（目安として10度以上）。風が穏やかで、前日は天気がよくて雲のない晴天がいい。うーん、難しいことはさておき、こちらのサイトの雲海予報を参考にどうぞ。前日の「期待できる」の予報を見て行ったおかげで雲海たっぷりだったし、過去のデータを見ても高確率で当たっていると思います！が、自然現象ですので、あくまで参考としてご活用くださいね。
朝3時半の立雲峡登山口の駐車場
さて、竹田城跡は「中から見るか」、「外から見るか」をまず決めます。中から見たい人は「竹田城跡」を登城し、外から見たい人は、竹田城跡の向かいの立雲峡（りつうんきょう）へ登ります。筆者は外から見たかったので立雲峡へ。さすがシーズンだけあって平日の朝の3時半にもかかわらず、駐車場にたくさんの車が停まっていました。上にはトイレがないのでここで済ませておきましょう。
募金箱に環境整備協力金300円を入れます
まだ早いので受付は無人でした。平日は6時、土日は4時半に有人になるそうです。環境整備協力金300円を募金箱へ入れ、いざ出発。この日は満月で月明りがありましたが、それでも山道は外灯がなく真っ暗です。夜明け前に行く人は、必ず懐中電灯を持参してくださいね。あとは40分ほど歩くのでスニーカーなどの歩きやすい靴が必要です。要所で案内の看板が出ていて迷いにくいとは思いますが、初めて行く場合は行ったことがある人と一緒だと安心ですね。
たくさんの人が一目見ようとスタンバイ
4時すぎにいちばん見晴らしのいい第一展望台に到着。すでに20人ほどのカメラを持った方々がスタンバイしていました。さすがシーズン真っ盛りの人気スポットですね。目の前に広がった雲海に浮かぶ竹田城跡は、本当に素晴らしくてうっとり。
ライトアップされた竹田城跡
ライトアップされた天空の城は「あそこに別世界があるのでは？」と思うほど幻想的。雲海シーズンの早朝は、4時から5時半までライトアップされています。

朝焼けで空がピンクになったりブルーになったり、一刻ごとに目の前の光景が変わります。この日はとても雲海が多くて、何度も竹田城跡がすっぽりと雲海に包まれては出てくる様子が見られましたよ。完全に明るくなるころには、50人以上の人が展望台に来ていました。
雲海に浮かぶ竹田城跡
あちら側の竹田城跡。よく目を凝らすと人が立っているのが見えます。次回は登城して、「中で雲海に包まれてみたい」と思いました。この日、4時から7時までの3時間、美しい景色を堪能しました。
片道40分ほどの山道を往復します
明るくなった帰り道に撮影。山道はこんな感じで整備されています。個人差はありますが、登るのに約40分、下りるのに30分ほどかかります。霧の中の散歩は気持ちよくて、とてもいい運動になりました！
コーヒーとパンケーキを食べに「ぽわん」へ
絶景のあとは、立雲峡から車で5分ほどの竹田城下町にある「ぽわん」へ。こちらではパンケーキのモーニングが食べられるんです。専用駐車場はないので、徒歩1分の距離にある「まちなか駐車場」へ停めましたよ。
モーニングセット 600円（税込）
税込み600円で好きなドリンクとパンケーキとサラダがセットでついてきます。バター付きのパンケーキは手作り。甘さ控えめの生クリームと自家製黒糖シロップをかけていただきます。お好みでアイスやチョコバナナ、目玉焼き、ベーコン、岩津ねぎソーセージなどのトッピングが追加できますよ。たくさん運動した後なので罪悪感なしでいただけます。店内には竹田城跡の観光案内情報がたくさんありました。

竹田城跡の雲海は11月いっぱい楽しめそうです。ぜひ一度、兵庫県が誇る絶景を見に行ってみませんか。

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