都市で育つ子どもらに　豊かな自然の楽しさを

神戸市立自然の家『2020年度 森のようちえん』　神戸市中央区

　年少から年長までの幼児が、六甲山の自然環境のなかで自由な野外活動を楽しめる『2020年度 森のようちえん』が、今年も神戸市立自然の家にて実施される。8月を除く、毎月1回行われており、各回ごとに参加申し込みが必要となる。

　森のようちえんは、都市に育つ子どもたちに不足する自然をはじめとする体験活動を提供するスウェーデンが発祥とされる取り組みで、日本でも全国各地で開催されている。同施設では、名物「土の滑り台」やカエルの池、森の中の探検、昆虫探しなど、子どもたちそれぞれが「やりたいこと」を尊重した活動を繰り広げるなかで、初めて会う子ども同士で話し合ったり、協力したりと、共に育ち合うことを目指す。

　開催は4月から10月の前期と、11月から3月までの後期に分かれており、前期は昼食の持参も必要。参加には1回ごとに申し込みが必要となっており、応募者多数の場合は抽選。また当日は、子どもたちだけでの活動となるため、保護者は入園料を払って施設内で過ごすか再び迎えに来ることとなる。

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