春の甲子園で繰り広げられた高校野球という名の“ドラマ”を紹介

甲子園歴史館 企画展『センバツ特集2020　熱戦のセンバツ～伝統校の軌跡と旋風校の奇跡～』　西宮市

　甲子園歴史館（西宮市）で4月5日まで、企画展『センバツ特集2020　熱戦のセンバツ～伝統校の軌跡と旋風校の奇跡～』が開催される。

　同展では、選抜高等学校野球大会の歴史を作ってきた伝統校の軌跡と無名ながら上位進出を果たし旋風と呼ばれる活躍を残した旋風校の奇跡を紹介。伝統校では、出場回数の多い学校を取り上げ、出場回数最多を誇る龍谷大平安高校、平成最初と最後の覇者となった東邦高校、同大会優勝4回を誇る中京大中京高校などの伝統校と呼ばれる高校のこれまでの軌跡を振り返る。旋風校では、“ミラクル新田”と呼ばれ数々の逆転劇を繰り広げた新田高校、初出場でPL学園の甲子園連勝記録を止めて優勝を果たした岩倉高校、21世紀枠として初めて出場しベスト4まで勝ち進んだ宜野座高校など旋風を巻き起こした高校に焦点が当てられている。

　選抜高等学校野球大会の優勝校に贈られる紫紺の優勝旗・優勝杯、準優勝校に贈られる準優勝旗の展示に加え、大会の歴史や3月19日に開幕する第92回選抜高等学校野球大会の出場校も紹介。また、甲子園歴史館10周年を記念して、これまで甲子園歴史館で開催された高校野球に関連する企画展のポスターをパネルで展示するほか、甲子園歴史館10周年オリジナルデザインの「トリックアート」が登場するなど、盛りだくさんの内容となっている。

　なお3月18日までは、新型コロナウイルスによる国内感染拡大防止の観点から同館閉館、阪神甲子園球場スタジアムツアーの催行も中止。

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