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思い出の父はいつも酔っていた

映画『酔うと化け物になる父がつらい』

 松本穂香主演、アルコールに溺れる父を持った作者・菊池真理子による実録コミックエッセイの映画化『酔うと化け物になる父がつらい』が3月13日より公開される。

 酔って“化け物”となって家に帰ってくる父の姿がコミカルに描かれているだけでなく、生きづらさを感じながらも必死に日々を生きる主人公の姿に共感する人たちが続出し、「涙が止まらない」と圧倒的な反響を呼んだ。

<ストーリー>田所サキ(松本穂香)は、父のトシフミ(渋川清彦)、母のサエコ(ともさかりえ)、妹のフミ(今泉佑唯)と4人暮らし。どこにでもあるごく普通の家庭だが、父がアルコールに溺れていることと、母が新興宗教の信者であることは、よその家庭と違っていた。毎朝家を出て仕事に行く時とは別人になって帰ってくる父を介抱するのが毎晩の“一家団欒”。サキが高校生になった頃、そんな生活に限界を迎えた母が姿を消してしまう。母がいなくなってしまったことで自分を責め、自分の気持ちに蓋をしていくサキ。唯一楽しめたのは漫画を描いている時間だけだった。高校を卒業したサキはその寂しさを恋愛で埋めるようになる。彼氏はDV男だったが、「こんな自分でも好きって言ってくれる」と受け入れ続けていた。そんな時、父が余命半年を告げられる―。

写真

詳細情報

公開日
2020年3月13日(金)公開
109シネマズHAT神戸

2020年3月20日(金・祝)公開
シネ・リーブル神戸

※その他地域では3月6日より順次公開
原作
菊池真理子『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店刊)
監督
片桐健滋
脚本
久馬歩、片桐健滋
出演
松本穂香、渋川清彦、今泉佑唯、恒松祐里、浜野謙太、ともさかりえ、濱正悟 ほか
配給
ファントム・フィルム

Kiss PRESS編集部:松田

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