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多彩な表現を生む備前焼の魅力に触れる
兵庫陶芸美術館 特別展『The 備前ー土と炎から生まれる造形美ー』 丹波篠山市
兵庫陶芸美術館(丹波篠山市)で3月7日から5月24日まで、開館15周年記念特別展『The 備前ー土と炎から生まれる造形美ー』が開催される。
岡山県の備前市伊部地域を中心に生み出されてきた備前焼は、釉薬を施さず土と炎の造形から生まれるシンプルで原始的なやきもものとして古くから日本人に愛されてきた。「窯変(ようへん)」「緋襷(ひだすき)」「牡丹餅(ぼたもち)」「胡麻」「桟切(さんぎり)」など、薪窯による焼成で生まれた様々な景色は他のやきものにはない見どころだという。
同展では、桃山時代に茶人や数寄者によって見いだされ、用いられてきた古備前の名品から、古備前に魅せられ作陶に取り組んでいった近代の陶芸家、重要無形文化財保持者(人間国宝)や若手の最新作まで147点を3部構成で紹介。多彩な表現を生む備前焼の魅力に触れることができる。
また会期中には、学芸員による展示解説や、出品作家の隠﨑隆一さんと同展監修者の唐澤昌宏さんによるトークイベント(4月18日)、出品作家の伊勢﨑創さん・矢部俊一さん・伊勢﨑晃一朗さんの3人によるアーティストトーク(3月28日)、備前焼に代表的な技法の1つを用いたワークショップ(4月5日)といった催しも行われる。
【関連イベント】
「クロストーク」
開催日 4月18日(土)
時間 13:30~15:00(開場は13:00)
場所 同館研修棟1階 セミナー室
参加費 観覧券が必要
定員 110人(事前申し込み制・先着順)
講師 隠﨑隆一氏(出品作家)、唐澤昌宏氏(東京国立近代美術館工芸課長/同展監修者)
「アーティストトーク」
開催日 3月28日(土)
時間 13:30から1時間程度
場所 同館展示棟 展示室内
参加費 観覧券が必要
「ワークショップ」
備前風にチャレンジ!~丹波でつくる緋襷の器~
開催日 4月5日(日)
時間 10:00~12:00
場所 同館エントランス棟1階 工房
定員 20人(事前申し込み制、応募者多数の場合は抽選)
対象 高校生以上
参加費 有料
「ギャラリートーク」
開催日 4月11日(土)・25日(土)、5月2日(土)・16日(土)
時間 11:00から1時間程度
参加費 観覧券が必要
詳細情報
- 開催期間
- 2020年3月7日(土)~7月26日(日)
※新型コロナウイルス感染症予防対策のため会期延長 - 時間
- 10:00~18:00
※ただし4月29日(水・祝)~5月5日(火・祝)は10:00~19:00
(入館は閉館の30分前まで) - 場所
- 兵庫陶芸美術館
(丹波篠山市今田町上立杭4)
GoogleMapで探す - 観覧料
- 一般1,000円、大学生800円、高校生以下無料
- 休館日
- 月曜
※ただし5月4日(月・祝)は開館し、5月7日(木)は休館 - 問い合わせ
- 兵庫陶芸美術館
TEL 079-597-3961
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