ボルネオの野生動物のために日本の動物園ができること

神戸どうぶつ王国主催『ボルネオ 保全プロジェクト シンポジウム』

　12月1日、ボルネオ 保全プロジェクト シンポジウム『ボルネオの野生動物のために日本の動物園が出来ること SDGs に おける動物園の役割～』がニチイ学館神戸ポートアイランドセンター（神戸市中央区）で開催される。

　東南アジアのマレー諸島に位置するボルネオ島は世界で3番目に大きな島で、ボルネオゾウやボルネオオラウータンなど世界でも計り知れない数の生きものたちが暮らす「生命の宝庫」と呼ばれている。現在、森林伐採やアブラヤシ・プランテーションの開発によって危機的状況に陥り、野生動物たちが傷つけられ追い詰められているという。

　今回のシンポジウムは野生動物たちと共に暮らす社会、持続可能な社会の実現に向けて実施。日本の動物園6園と認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン（BCTJ）による活動の内容や現地視察の報告、環境教育などについて紹介する。

　また、午後からは神戸どうぶつ王国の園内でボルネオ保全プロジェクトメンバーによるクロストークなどボルネオの野生動物や地球環境を楽しみながら学べる様々なワークショップも開催される。

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