西宮市オリジナルサクラの愛称を募集

　西宮市の市花であるサクラの愛称の投票を11月29日まで募集している。

　同市は、夙川公園や満池谷など、サクラの名所が市内に多いことから1965（昭和40）年3月にサクラを市花と制定されている。西宮市植物生産研究センターでは、市花であるサクラの研究を進めており、同市今津大東町に植栽されているサクラを新品種として、植物バイオを用いて増殖・生産してきたという。

　同サクラは、関西には少ない早咲きの品種で、植物バイオにより増殖した苗がこの春初めて開花。今後、このサクラを「西宮市オリジナルサクラ」として親しんでもらいたいと、愛称を付けるために5つの候補から投票により決定する。候補は「早咲紅今津（はやざきべにいまづ）」、「今津郷寒桜（いまづごうかんざくら）」、「今津紅寒桜（いまづべにかんざくら）」、「寒桜今津郷（かんざくらいまづごう）」、「寒咲紅今津（かんざきべにいまづ）」。
　
　投票は、植物生産研究センター（北山緑化植物園内）、市役所本庁舎6階　花と緑の課、花工房（鳴尾浜臨海公園南地区内）などに投票箱が設置されるほか、植物生産研究センター「サクラ愛称係」まで、はがきでの投票も受け付けている。愛称となった候補の投票者の中から、抽選で1人に記念品がプレゼントされる。また、同サクラは今秋より市内各所に植栽予定。

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