名作映画を上映　手塚キャラ・オールスターアニメも

シネ・ピピア『第20回 宝塚映画祭』　宝塚市

　宝塚市の映画館「シネ・ピピア」で11月2日、名作映画などを上映する『第20回 宝塚映画祭』が開催される。11月8日まで。

　同映画祭は、かつて同市にあった宝塚映画制作所（現・宝塚映像）でつくられた作品の上映や、上映機会の少ない作品、関西ゆかりの映画を掘り起こし上映することなどを目的として、映画好きのボランティアによって2000年にスタート。「かつて映画撮影所があった宝塚にもう一度映画の灯をともしたい」と、企画から運営までを行う“市民映画祭”として毎年秋に実施されており、今回で20回目を迎える。

　今年は、東宝「暗黒街」シリーズの後継「断崖」シリーズの最終作『断崖の決闘』など7作品を、すべて35mmフィルムで上映。手塚治虫記念館25周年として、ブラックジャック・アトム・お茶の水博士・リボンの騎士・レオをはじめ、おなじみの手塚キャラが一堂に会するオールスターアニメ『海底超特急マリン・エクスプレス』や、2017年の同映画祭での特集上映が好評を集めた映画女優・轟夕起子さん主演の喜劇『一等女房と三等亭主』など、全12作品を見ることができる。

　また11月2日には、阪急「宝塚駅」前のソリオホールにて記念式典が行われ、作品上映と映画関係者による記念トークショーなどを実施。

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