シルクロードの美しい風景の中で描かれる心の冒険

映画『旅のおわり世界のはじまり』

　日本とウズベキスタンの共同制作作品で、国内外で評価の高い黒沢清監督がシルクロードの中心「ウズベキスタン」に1ヶ月滞在し、全編オールロケで撮影された『旅のおわり世界のはじまり』が6月14日より公開される。

＜ストーリー＞テレビリポーターを務める葉子（前田敦子）は、巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すため番組クルーと共にかつてシルクロードの中心地として栄えたウズベキスタンにやってくる。葉子の夢は歌手、その思いを胸に秘め、目の前の仕事をこなしていた。思い通りに進まない異国でのロケに、いらだちを募らせるスタッフ。ある日の撮影が終わり、葉子は微かな歌声に誘われ美しい装飾の施された劇場に足を踏み入れる。そして扉の先で夢と現実が交差する不思議な経験をする…彼女が、旅の果てで出会ったものとは。

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