環境省のレッドデータ「絶滅危惧2類」に指定

ユニークな姿の「ユキモチソウ」が見ごろ　神戸市灘区

　餅のようなユニークな姿が人気の「ユキモチソウ」が現在、六甲高山植物園（神戸市灘区）で見ごろを迎えている。5月上旬ごろまで。

　「ユキモチソウ」はサトイモ科の多年草で、本州(静岡県・三重県・奈良県)・四国という限られた地域にしか自生がなく、環境省のレッドデータ「絶滅危惧2類」に指定されている希少な植物の一つ。花の軸の上が白く丸くなっており、その形から餅を連想して「雪餅草」と書き、同園内には合計約70株点在。市街地ではあまり見られないユニークな形と名称から、観光客の人気を集めている。

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