拝殿に並ぶ、色とりどりの吉兆や御守り

『八木西宮ゑびす祭り』養父市

　八木西宮ゑびす神社（養父市）で『八木西宮ゑびす祭り』が2月11日に行われる。

　同祭は嘉永5（1837）年にから続く祭りで、13代将軍・徳川家定の時代に村人数名で西宮総本宮の分霊の願いに上がったことに由来。その際、“西宮”の2文字の使用を許され、焼印と木版が渡されたという。

　古くは1月に開催されていたが現在は2月11日の建国記念日に移行。但馬で年初めの祭りとして、家内安全や商売繁盛、交通安全などの祈願に市内外から毎年多くの人が訪れる。拝殿には色とりどりの吉兆や御守りが多数取り揃えられるほか、「お楽しみ福引札」といった景品も用意される。

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