中国史人を装ったパレードや獅子舞演舞などで盛大に

『2019南京町春節祭』　神戸市中央区

　中国の年中行事「春節」をアレンジした祭り『南京町春節祭』が今年も神戸市中央区の南京町一帯で開催される。今年の開催日は2月5日と2月9日から11日まで。

　京劇の衣装とメイクで「三国志」の孔明（こうめい）や曹操（そうそう）、楊貴妃（ようきひ）などに扮した参加者と実行委員会スタッフらによるパレードをはじめ、中国音楽や舞踊、中国武術の代表格として知られる太極拳、仮面が次々と一瞬にして変わっていく中国・四川地方の伝統芸能「変臉（へんれん）」など、中国文化の様々なイベントを実施。

　また南京町広場には、財の神として名高い三国志の武将・関羽（かんう）にちなんだおみくじやお守り、西遊記のキャラクターと記念撮影ができる祭壇、南京南路には「剪紙（切り絵）」や、旅行券・ホテル宿泊券などが当たる「ポチ袋くじ」の販売ブースに加え、有名占い師が日替わりで登場する占いコーナーも設けられる。

　3日にはプレイベントも行われ、全長47メートルの金龍・龍龍（ろんろん）が神戸の街を練り歩く「南龍游行（なんろんゆうこう）」を実施。そのほか、大丸神戸店と神戸アンパンマンこどもミュージアム＆モール、神戸ハーバーランドのカルメニでは獅子舞演舞が披露され、当日に向けて神戸の街を盛り上げる。

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