自然が織り成す芸術

編妙の滝の氷瀑　神埼郡神河町

　神埼郡神河町の「編妙（へんみょう）の滝」は、冬季2月初め頃になると凍結し、巨大な氷柱群と化す「氷瀑」が見られる。

　名称の由来は、江戸時代の初期、滝の近くに不動明王を祀った僧に由来するといわれており、落差65メートル、段瀑と呼ばれる滝で、水が途中で岩などにぶつかり段を作りながら落下している。同町にある自然をベースにした複合型レジャー施設「グリーンエコー笠形」から約1キロメートル坂道を登ったところにあるオウネン平に、笠形山の登山道入口があり、さらに徒歩で30分程度進むと同滝が現れる。氷瀑の全貌は「滝見台」から見えるという。

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