公募で集まった150人のチェリストたち

『150人のチェロ・コンサートin神戸』西宮市

　兵庫県立芸術文化センター（西宮市）で11月4日、『150人のチェロ・コンサートin 神戸』が開催される。

　阪神淡路大震災の復興を祈念し、1013人のチェリストが神戸ワールド記念ホールに集った第一回目のコンサート「1000人のチェロ・コンサート」から20周年の節目を迎える今年、あらためて安心、安全で平和な世界を願う気持ちを国内外に発信するべくチェロ演奏者のみ150人が集結するコンサートとして開催。当日指揮を務める山本祐ノ介さんは、クラシック・コンサートからアニメーション、戯曲まで幅広い分野で作曲や編曲、指揮、チェロの演奏までを行う。また、NHK交響楽団首席チェリストの藤森亮一さんがコンサートマスターを務める。演奏曲は第一回でも演奏された「チェロのためのレクイエム」や「グラーベ・メヌエット」、山本さん自身が編曲した「歌劇『カルメン』より第１幕への前奏曲」など150人が演奏する壮大なチェロ・アンサンブルを堪能することができる。

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