早期発見・早期治療の大切さを伝える

大丸松坂屋百貨店　乳がん検診の啓発活動『ピンクリボンキャンペーン』

　大丸松坂屋百貨店は、大丸・松坂屋17店舗で10月31日まで『ピンクリボンキャンペーン』を実施している。兵庫県では、大丸神戸店、大丸須磨店、大丸芦屋店が対象。

　毎年10月は「ピンクリボン月間」として、乳がん検診の大切さを伝える様々なイベントが全国各地で開催されている。同社では、乳がん検診の啓発活動を支援する「ピンクリボンキャンペーン」を5月・10月の年2回実施。店頭募金をはじめ、大丸・松坂屋の公式キャラクター“さくらパンダ”を採用したピンクリボンピンバッジの販売などを通じ、ピンクリボン運動を支援している。

　また期間中には、乳がんの自己検診の方法をわかりやすくイラストで掲載したガイドブックの無料配布、医療研修用の模擬乳房を使って乳がんのしこりの感覚を確かめる「しこりタッチ体験会」も行われる。2013年10月から始められた「しこりタッチ体験」は、これまで累計1万1700人の来場者と従業員が体験しており、一人でも多くの人の乳がん検診につながることを願い継続的な活動を推進していくという。須磨店は10月10日、神戸店は10月18日に実施（芦屋店はすでに終了）。一部対象店舗には、ピンクリボン自動販売機も設置される。募金をはじめ、ピンバッジ・自動販売機の収益金の一部は乳がん検診の啓発活動を推進している各地域のNPO法人に寄付されるという。

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