運命の猫との出会い「猫の譲渡会」　新たな家族を探しに164名が訪れる

　6月1日(日)に通販大手フェリシモの本社にて「第9回 猫の譲渡会」が開催された。

　地域猫問題解決のためＴＮＲ（捕獲・不妊手術・元の生活場所に戻す）の推進と保護活動を行っている神戸猫ネットが主催し、同団体の活動に共感したフェリシモの“猫部”が、会場を提供している。第9回となった譲渡会は、3月に行われた第8回の来場者よりも多い、164名が訪れた。

　参加したのは、実際に会場で見られた猫が約30匹、写真での参加となった猫が30匹以上の野良猫が産んだ仔猫（生後3週間～7週間）合わせて約60匹。家族みんなで訪れる来場者が多く見受けられた。今回、里親を希望したのは24名で、これから保護主と里親希望者とで日程を調整して、お試し飼いをし、問題がなければ正式譲渡となる。
　神戸猫ネットは「午後1時から3時までの2時間という短い時間にも関わらず、多くの方が足を運んでくれて嬉しい。捨てられたり、殺処分される寸前の境遇から縁があって保護された猫たちを一匹でも多く家庭に戻してあげれるように、この活動を続けていきたい」と話す。

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