過去99回の熱戦を展示品や映像と共に紹介

甲子園歴史館『夏の高校野球 100回大会特別展』　西宮市

　阪神甲子園球場（西宮市）に併設する甲子園歴史館で現在、『夏の高校野球 100回大会特別展』が開催されている。期間は8月26日まで。

　今年で100回を迎える夏の高校野球の歴史を貴重な展示品や写真などで紹介する同展。「高校野球ゾーン」では、星稜高校・松井秀喜氏の国民栄誉賞受賞時に贈られた「金のバット」や、夏の第1回大会で使用されたボールとグローブ、朝日新聞社協力の下、夏の甲子園で活躍した元球児による「甲子園レジェンド始球式」で使われた始球式などを展示。常設コーナーでは、今年新たに設置した「名勝負ギャラリーⅡ」に映像を追加するほか、夏の高校野球で旋風と呼ばれた活躍をした高校を取り上げる「旋風コーナー」、夏の歴代優勝校を紹介する「栄光の足跡」、写真を通じて振り返る「100回大会の歴史」など夏の高校野球の歴史が存分に味わえる。

　また、スコアボード裏の通路の両壁を使った「バックスクリーンウォーク」では、第1回大会から第99回大会までの春・夏大会の全トーナメント表や、第100回全国高等学校野球選手権記念大会の出場校のうち、22校のユニフォームが飾られたギャラリーも設けられている。

　そのほか、朝日新聞連載の「ベストゲーム47」特集や週刊少年マガジンで連載中の「ダイヤのA」の特別展、今年の第100回大会から優勝校に授与される三代目をはじめ、初代・二代目も合わせた優勝旗の限定展示など盛りだくさんの内容となっている。

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