絵本・童話作家のいもとようこさん　原画展開催

兵庫県立美術館『絵本原画展 いもとようこの世界』　神戸市中央区

　柔らかな色彩が特徴の絵本作家・いもとようこさんの原画が一堂に会する特別展『絵本原画展 いもとようこの世界』が兵庫県立美術館（神戸市中央区）で9月2日まで開催されている。

　2016年のパリとボローニャ、2017年の「上野の森美術館（東京）」に続いての国内展で、世代を越えて人気を集めているいもとさんの原画314点が展示される。いもとさんは、日本の昔話「おむすびころりん」「つるのおんがえし」のほか、童話「はだかのおうさま」「しあわせの王子」など数々の作品を手掛けており、そのいずれもが“ちぎり絵”に着色する技法で制作されている。同展では、印刷した絵本では表現しきれない細部の表現までを見て取ることができる。

　また期間中には、当日絵本を購入した人を対象にいもとさんのサイン会が実施されるほか、読売テレビアナウンサーによる絵本の読み聞かせイベント（8月5日）などもある。

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