14日には500人以上、約1キロの行列が三宮を練り歩く

生田神社『生田祭』　神戸市中央区

　縁結び・恋愛成就・安産祈願の神様として知られる生田神社（神戸市中央区）および三宮周辺で4月14日と15日に『生田祭』が開催される。

　同祭は、生田神社の祭典の中でも最も重要な祭典とされ、氏子地域の安全と繁栄を願う例祭。生田神社の氏子地域は神戸市中央区と兵庫区となっており、地域は11の地区に分割、11年に1回の臨番にて各地域で例祭が催される。

　14日は「神幸祭」と題し当番地区を中心に構成された行列が三宮を練り歩く。御先太鼓の雄壮かつ軽快な響きの中、行列の先頭役で清祓いをする方位除の神「猿田彦神役」を先頭に、生田の森の合戦にて活躍をした源氏方の武将「梶原武者」、獅子舞、装束をまとい化粧をした幼児、子供みこし、大人神輿など総勢500人以上が参加する。行列の数ヵ所には、神受所という祭壇が設けられ各所役は神受所で厄除けや繁栄の儀式を行うほか、行列の最後尾には宮司と当番地区役員が歩き、神受所で地域の安全と繁栄を願う祭典を執り行う。また15日は、午前10時より生田神社御本殿にて例祭並びに氏子奉幣祭が催される。

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