不思議な不思議な“わちふぃーるど”

「猫のダヤンと不思議の国　池田あきこ原画展」開催

　絵本作家・池田あきこさんが作り出した架空の国「わちふぃーるど」では動物たちは立って歩き、言葉を話す。不思議な世界でつりあがった独特の目をした猫の「ダヤン」と仲間たちが繰り広げる物語は1983年の誕生以来、絵本やグッズなど広く人気を集めている。
　同作の誕生から30年を記念した企画展「ねこのダヤンと不思議の国　池田あきこ原画展」が4月9日から21日、大丸神戸店（神戸市中央区）で開催される。
　　ダヤンとその仲間たちの活動と成長を辿る「30年の軌跡」、わちふぃーるどの街を迷路で表現した「わちふぃーるどのラビリンス」、人間と動物・自然との共生の大切さを伝える作品群「森の音」の3つのテーマでダヤンの魅力を紹介。
これまでの代表作をはじめ、目線を動かすと絵の中で建物が動いて見える「動く街角」や、4枚の絵と鏡で構成された不思議な立体絵「スウィングタシル」など同展描き下ろし作品3点を含む約180点が一堂に展示される。

　2014年春には初めてのテレビアニメの放送も予定されているなど、広がり続ける世界にたっぷりと触れることができる。

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