芸術の秋　バロック音楽に親しむ

『シューベルティアーデたんば2017』　篠山市・丹波市

　丹波・篠山エリアを舞台に、様々な音楽イベントが繰り広げられる『シューベルティアーデたんば2017』が始まっている。

　「シューベルティアーデ」とは、シューベルトが仲の良い友達を呼んで自宅で開催したコンサートのことで、9月から11月にかけたイベント期間中は、丹波市・篠山市の各会場で多彩なコンサートが催される。今年のテーマは「森に広がる源流の響き」。一般に古楽器と呼ばれるピリオド楽器と、改良された後の現在の楽器・モダン楽器の二種のヴァイオリンを使用し、音楽の“温故知新”を目指す。

　オープニングコンサートが開かれるのは9月9日、「お菓子の里丹波 ミオール館」（篠山市）にて。イタリアの作曲家・ヴィヴァルディのヴァイオリンソナタや、“歌曲の王”ともいわれるシューベルトの舞曲集など、知る人ぞ知るクラシックの名曲が演奏される。また11月11日にはメインベントともいえる、ガラコンサート『バロックの響・スペインの声・シューベルトの心』を「丹波の森公苑ホール」（丹波市）にて開催。荘厳な音楽の調べを堪能できる。

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