あきらめない。だってこれは、みんなの希望をつなぐ旅—。

映画『少女ファニーと運命の旅』

　ナチスドイツ支配下のフランスでスイスの国境を目指し、いくつもの窮地を勇気と知恵で乗り越えていく少女を描いた『少女ファニーと運命の旅』が8月11日より公開される。

＜ストーリー＞1943年、ナチスドイツの脅威はヨーロッパに広がり、フランスもその支配下にあった。13歳のユダヤ人の少女ファニー（レオニー・スーショー）は幼い2人の妹と共に、協力者たちが秘かに運営する児童施設で暮らしていた。しかしある日、心無い密告者に通報され別の協力者の施設に移らなくてはならなくなる。新しい居場所が見つかり安心したのも束の間、その施設にもナチスの手がおよび、ファニーたちはスイスに逃れることに。列車を乗り継ぎ移動をしていたが、ドイツ兵による厳しい取り締まりのせいで子どもたちは途中で引率者とはぐれてしまう。見知らぬ駅で取り残された9人の子どもたち。リーダー役となったファニーは、いくつもの窮地を勇気と知恵で乗り越え、スイスの国境を目指すが—。

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