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風景を描くのか。光を描くのか。
「ターナー展 英国最高の風景画家」開催
西洋絵画史上に輝く風景画の巨匠ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの作品に触れることができる「ターナー展 英国最高の風景画家」が神戸市立博物館にて行われている。
ターナーは、10代で英国の風土や名所旧跡を描く水彩画家として出発し、油彩画にも取り組みながら、26歳で1802年の英国美術界で絶対的権威を誇っていたロイヤル・アカデミーの正会員となった。芸術への信念を貫く寡黙な人柄で、時としてあまりにも先鋭的な表現ゆえに名声が批判に変わることもあったが、自己の表現をひたすら追求し続けたという。クロード・モネら、後のフランス印象派の画家たちにも大きな影響を与えたとも言われており、英国では今なお評価が高く、圧倒的な人気を誇る芸術家として広く知られている。
同展では、世界最大のターナー・コレクションを誇るロンドンのテート美術館から、油彩画の名作30点以上に加え、水彩画・スケッチブックなど計113点が紹介されている。10代の習作から壮年の代表作、70代の作品に至るまで、その軌跡をまとめて辿ることができる展示は全国でも珍しい。
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詳細情報
- タイトル
- 「ターナー展 英国最高の風景画家」
- 会期
- 開催中~4月6日(日)まで
- 開催場所
- 神戸市立博物館
- アクセス
- JR「三ノ宮駅」、阪急「神戸三宮駅」、ポートライナー・地下鉄(山手線)・阪神「三宮駅」から南西へ徒歩約10分
- 開館時間
- 9:30~17:30
※土・日曜日は、夜間開館(19:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
- 休館日
- 月曜日
- 観覧料
- 一般1,500円(1,300円)、高・大学生11,00円(900円)、小・中校生600円(450円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
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