見て、触れて、それぞれの樹種の風合いを楽しむ

『第七回 座る・くらべる 一脚展 +（プラス）2017』竹中大工道具館　神戸市中央区

　大工道具をテーマとした博物館・竹中大工道具館（神戸市中央区）で7月4日から16日まで、『第七回 座る・くらべる 一脚展 +（プラス）2017』が開催される。観覧無料。

　兵庫県で活動する家具作家が毎年それぞれの工房から新作椅子を一脚ずつ持ち寄り展示する同展。今回は「一樹一優」というテーマのもとに、それぞれ椅子に使用されている様々な国内外の樹種にスポットを当て、木目や色合い、材の硬軟など各出展者がなぜその木を選択したのか、そのコンセプトとともに展示されるほか、木の家具や小物など新作椅子以外の作品も紹介される。同館の広報担当者は「作品に実際に触れ、座り心地やそれぞれの樹種の風合いを楽しんで」と話している。また、出展メンバーが講師を務めるワークショップ「無垢材の三脚クロックを作ろう」が7月8日に行われる（要事前申込み、締切は6月16日）。

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