芥川賞受賞作家・羽田圭介が登壇

谷崎潤一郎生誕祭『第31回残月祭』　芦屋市

　日本を代表する文豪・谷崎潤一郎（1886年～1965年）の生誕を祝う催し『第31回残月祭』が、7月24日に芦屋ルナ・ホール（芦屋市業平町）で開催される。前売券は芦屋市谷崎潤一郎記念館（芦屋市伊勢町）などで販売中。

　今年は2015年に芥川賞を受け、同時受賞した又吉直樹と並んで一躍注目の存在となった羽田（はだ）圭介が登壇する。『メタモルフォシス』（2014年刊）などの作品で谷崎を思わせる濃密な世界に迫った羽田が、自身の作家としての歩みと谷崎文学の関わりを語る。また、当日は会場で羽田の著書を販売、講演後に購入者を対象としたサイン会が行われる。

【講師略歴】
羽田圭介（はだ けいすけ） 作家
1985年東京都生まれ。17歳の時「黒冷水」で文芸賞を受賞してデビュー。2015年、要介護の祖父とその面倒を見る無職の孫の関係を見つめた『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞、以降テレビ出演などでも人気を集める。著書に『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』『成功者K』ほか。

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