日本酒とワインの融合

神戸ワイナリーと浜福鶴吟醸工房がコラボ 新テイストのリキュール『神戸しぼり』を限定発売

　灘・魚崎郷の地酒蔵「浜福鶴 吟醸工房」から神戸産のぶどう果汁とぶどう酒を使用したリキュール『神戸しぼり』が神戸別品博覧会（神戸市中央区）や神戸ワイナリー（神戸市西区）で発売されている。

　米麹を六甲山系の伏流水で仕込んだ“麹エキス”に神戸産のシャルドネ果汁と清酒酵母を加えて低温で発酵させることで、麹由来の優しい旨みとシャルドネ果汁の濃醇な香味を醸し出し、まろやかな口当たりと爽快な後口が特徴的なスパークリングリキュール「神戸しぼり Sparkling シャルドネ」と、神戸ワイナリーの農場で栽培・手摘みしたぶどうから生まれたフルーティで上品な赤ワインと、浜福鶴で特別に醸造した甘口の純米酒をブレンドした「神戸しぼり Sweet あか」の2種類が登場し、各2000本が限定で販売される。

　西洋の様々な文化や習慣を積極的に受け入れてきた神戸港が、来年で開港150年を迎えるにあたり開発され、ワインと日本酒、神戸の醸造酒同士がそれぞれの歴史や文化の概念を越えて新しいテイストを提供する。

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