『モダン・タイムス』『駅馬車』などを上映。浜村淳、桂春蝶のトークショーも。

『新開地 淀川長治メモリアル2016』神戸アートビレッジセンター

　11月10日から13日、神戸市兵庫区新開地の神戸アートビッレッジセンターで、神戸出身の映画評論家・淀川長治を偲ぶ『新開地 淀川長治メモリアル2016』が開催される。

　前年までは『神戸100年映画祭』の一部門として開催されていた淀川長治メモリアルが、本年からは『新開地 淀川長治メモリアル』として独立して開催。少年の頃から新開地の映画館に足繁く通った淀川長治が愛した多くの映画の中から作品を選定し、各日テーマに合わせて上映する。10日は「淀川長治さんありがとう」と題し、チャールズ・チャップリンの『モダン・タイムス』とジョン・フォード監督の『駅馬車』を上映。さらに映画評論の分野でも造詣の深いラジオパーソナリティ・浜村淳が来場し、淀川との思い出を語るトークショーを実施する。11日のテーマは「落語と映画のいいカンケイ」。落語のネタを元にした『幕末太陽傳』と『タンポポ』を上映し、落語家・桂春蝶がトークショーと落語「昭和任侠伝」を上演する。12日は「みんなが選んだ」をテーマに市民へのアンケートで選ばれた名作がラインナップされ、13日は「映画とジャズを楽しむ」として映画の上映だけでなく女性ジャズヴォーカリストのライブも開催される。

　入場は各回入れ替え制となり、鑑賞券の販売は当日のみ。トークショーとジャズライブには半券を提示することで無料で入場することができる。

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