画家や彫刻家たちが切り開く　新しい陶芸の可能性

特別展『陶芸の魅力×アートのドキドキ』

　ピカソやミロを始めとした画家が陶芸に挑戦した作品などを展示する特別展『陶芸の魅力×アートのドキドキ』が、兵庫陶芸美術館（篠山市）で開催されている。

　陶芸の歴史の中で活躍したのは陶芸家だけではなく、20世紀を代表する画家・ピカソやミロなど土の魅力に魅せられた多くの芸術家が陶芸作品に挑戦し、彼らの新しいアプローチは1950年代に世界各地で開花する造形的な新しい陶芸への後押しになったとも言われている。
そして今、陶芸を専門としないアーティストたちが粘土という素材を選び、素材や技術の制約を受けながらも陶芸に挑戦している。

　本展では彼らの作品のほか、日本やアメリカ、ヨーロッパなど現代の陶芸のシーンから、アートと陶芸のはざまで制作をする陶芸家たちの作品に触れることができる。

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