勾玉作りや土器の絵付け、全国各地の古代体験が集合。

『全国古代体験フェスティバル2016』加古郡播磨町

　11月5日、古代の技術や生活を体験できる講座が全国各地から集結する『全国古代体験フェスティバル2016』が加古郡の兵庫県立考古博物館で開催される。入場無料、一部プログラムは有料。

　地域に古くから伝わるものづくりや遺跡から出土したものを実際に再現するものまで、全国の博物館や遺跡などで実施されている古代文化の体験講座が一堂に集まり、様々な講座を通して古代の歴史に触れることができる同館恒例のイベント。例年多くの人が参加しており、古代体験イベントとしては国内最大の規模となっている。地元兵庫県の「国宝 桜ヶ丘銅鐸のミニチュアづくり」や宮山古墳の「大刀づくり」をはじめ、島根県・出雲の「勾玉づくり」、台湾の「手作りビーズ体験」など、各地の体験講座に参加することができる。さらに、県立農業高等学校の加工食品販売や県立東はりま特別支援学校の作品展示販売などの近隣の学生が参加するブースや、まねき食品の「駅そば」や明石屋の「タコ天ぷら」などの飲食ブースも出展される。同日は博物館に隣接する播磨大中古代の村で『第26回播磨町大中遺跡まつり』も開催され、2つのイベントを通して古代の文化に触れることができる。

　また当日同館は観覧料が無料となり、開催中の特別展『江戸時代の兵庫津』も観覧することができる。

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