新進気鋭の画家がポップな色使いで描く身近な人やもの

『生島 国宜 展』ギャラリーヤマキファインアート　神戸市中央区

　画家・生島国宜（いくしま くによし）さんの個展が、ギャラリーヤマキファインアート（神戸市中央区）で開催されている。10月8日まで。観覧無料。

　生島さんは2003年に武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、2006年より出身の福岡を拠点に活動している若手作家で、絵画を中心にパフォーマンスやインスタレーションなども手掛けるなど、多岐にわたって活躍している。ギャラリーヤマキファインアートでの2度目の個展となる同展では、身近な人やものを主題にポップな色使いで重厚に仕上げた新作のアクリル画約10点を紹介する。1度目の個展から2年経ち、「何かの存在を描こうとした時期から、今は何かが在るという現象を描こうとしている」と自身の作品制作について語る生島さんの新境地を見ることができる。

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