どれだけ愛に傷ついても、愛でしか癒せない傷がある

映画『白い帽子の女』

　ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー・ピットが夫婦役で10年ぶりに共演したビターでエモーショナルなラブストーリー『白い帽子の女』が9月24日（土）に公開される。アンジェリーナが自ら、出演・監督・脚本・製作を務めた本作は、ひとりの女性として抱える苛立ちや不安を赤裸々にさらけ出したオリジナルストーリー。

＜ストーリー＞1970年代、アメリカ人の小説家ローランド（ブラッド・ピット）と妻のヴァネッサ（アンジェリーナ・ジョリー・ピット）はヴァカンスに南フランスにあるリゾート・ホテルを訪れる。ふたりの人生にもたらされた思いがけない不幸に向き合うことができず、次第に2人の心が離れていく。ローランドは村の小さなカフェに入り浸り、妻はほとんどの時間をホテルの部屋で過ごす日々。ヴァネッサは、好奇心から隣の部屋にやってきた若いカップル（メラニー・ロラン、メルヴィル・プポー）を壁の小さな穴から覗き、愛情から生まれる優しい言葉や親密なしぐさを観察していた。またローランドも愛を謳歌する若いカップルに魅了され、「また一緒に歩みたい」とヴァネッサに寄り添うが—。

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