その“謎”を解き明かしたとき、極上のミステリーは切ない愛の物語に生まれ変わる

映画『ある天文学者の恋文』

　『ニュー・シネマ・パラダイス』『鑑定士と顔のない依頼人』で知られる名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作で、一人の天文学者が恋人に遺した“謎”をめぐる物語を描いた『ある天文学者の恋文』が9月22日（木・祝）より公開される。

＜ストーリー＞皆には内緒の「秘密の恋」を謳歌していた、著名な天文学者・エド（ジェレミー・アイアンズ）と彼の教え子・エイミー（オルガ・キュリレンコ）。しかし、そんなある日、エイミーに突然エドの訃報が知らされる。現実を受け入れられないエイミーだったが、彼女の元にはその後もエドからの優しさとユーモアにあふれた手紙やメール、贈り物が届き続けた。エドの遺した謎を解き明かそうとエイミーは彼が暮らしていたエディンバラや、かつて2人で時間を過ごしたイタリア湖水地方のサン・ジュリオ島などへ向かう。やがてエイミーは誰にも言えずに封印していた過去をエドが密かに調べていたことを知る―。

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