どこから来たのか　どこへ行くのか　いのちは？

映画『レッドタートル ある島の物語』

　構想10年、制作8年—フランス発のスタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』が9月17日（土）に公開される。

　本作は、2000年に公開されたわずか8分間の短編映画『岸辺のふたり』（マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督）の「長編を観てみたい」というスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーの一言からはじまった。高畑勲監督の助言を受けることを条件に快諾したマイケル監督は、打ち合わせを重ねながら8年もの歳月をかけて完成させた。

＜ストーリー＞嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が九死に一生を得て、ある無人島にたどり着いた。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、1人の女が現れた―。

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