映像作家ミシェル・ゴンドリーの自伝的青春ストーリー

映画『グッバイ、サマー』

　14歳の少年2人が夏休みに“動くログハウス”で旅をするキュートなロードムービー『グッバイ、サマー』がシネ・リーブル神戸にて9月17日（土）より公開される。

　『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』など、創造性と遊び心に満ちた独特の世界観が人気の映像作家ミシェル・ゴンドリーの最新作となる本作は、監督自身が「この映画は100%僕の思い出からできている」と語る自伝的青春映画。

＜ストーリー＞14歳。子供でもない、大人でもない狭間の時期。中学生になっても女の子のような容姿で、クラスメイトからミクロと呼ばれて馬鹿にされて、恋するローラ（ディアーヌ・ベニエ）にはまったく相手にされていない…画家を目指すダニエル（アンジュ・ダルジャン）はいろんな悩みを抱えていた。そんなある日、ダニエルのクラスに変わり者の転校生・テオ（テオフィル・バケ）がやってくる。周囲から浮いた存在のダニエルとテオは意気投合し、やがて親友同士に。学校や家族が自分たちを枠にはめて管理しようとする息苦しい毎日から脱出するための“ある計画”を考え付く。それは、スクラップを集めて“夢の車”を作り、夏休みに旅に出ることだった—。

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