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橋本愛、宮﨑あおい、ユースケ・サンタマリアらが登壇 映画『バースデーカード』舞台挨拶レポート

 天国に旅立った母から娘の20歳の誕生日まで毎年届く“バースデーカード”を通して、少女の成長と家族の絆を丁寧に描いた『バースデーカード』の舞台挨拶が10月7日、梅田ブルク7(大阪市北区)で行われた。娘役を演じた主演・橋本愛さん、母役の宮﨑あおいさんをはじめ、ユースケ・サンタマリアさん、須賀健太さん、そして原作・原案も手掛けた吉田康弘監督が登壇した。舞台挨拶では、本作の見所や作品が完成した今の心境などが語られ、ユースケさんが冗談交じりのトークで会場の笑いを誘う場面も多く見受けられた。

 映画『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開される。

映画『バースデーカード』舞台挨拶レポート

—宮﨑さん、ユースケさんと夫婦役を演じてみていかがでしたか?

【宮﨑】10年くらい前に映画でご一緒させていただいたことがあったんですけど、その時はものすごい適当な上司と部下の関係だったんですね。なので、その時とのギャップがすごくありました。普段、ユースケさんは適当なことしか言わないので(笑)…
【ユースケ】まぁ、適当というか、冗談を言って和ませるというね。
【宮﨑】そうですね。よく冗談を言ってらっしゃって(笑)、ユースケさんがいると現場も明るくなるし、ムードメーカーで引っ張ってくださいました。でも今回は、夫婦ならではの思いを語り合うというか、しっとりした雰囲気での撮影で。普段の顔からは想像できないような表情、目をされていて、それがすごく印象的でした。お芝居をしていてグッときたのを覚えています。

—橋本さんは「紀子」を演じる上で意識していたことはありますか?

【橋本】17歳の時は若くて弱々しくて芯が細い、でも大人になるに連れてそれがどんどん太くなっていく…。その変化を、場面場面にあった声の出し方や姿勢で演じました。

—須賀さんが演じられた弟・正男は、家族を明るくするムードメーカーな存在でしたね。

【須賀】実は、映画の中では宮﨑さんとご一緒する機会がなくてですね。こうやって映画のキャンペーンでお会いする時に、なんか緊張するんですよ。お母さんが…あ、(本当の)お母さんじゃないですよ!?
【ユースケ】分かってるよ!皆知ってるよ!(笑)
【須賀】「何話そうかな?」みたいな感じで緊張しちゃうんですよね。正男くんが今、お母さんに会ったらこんな感じなんだろうなって思いますね。

—宮﨑さんは、皆さんとは違う位置から家族を見守ってらっしゃいましたが、完成した作品をご覧になっての感想を教えてください。

【宮﨑】出来上がった作品を観て、初めて子どもたちの成長をみることができたので「こんなに立派に育ってくれて良かったぁ」「些細なケンカとかをしながらも、2人で力を合わせていろんなことを乗り越えてきてくれたんだろうなぁ」ってホッとしたというか、本当に見守っている気持ちで映画を観ていましたね。

—本作は吉田康弘監督の完全オリジナル脚本ということですが、公開を前に今の心境を教えてください。

【吉田監督】このような豪華なキャストの方々で作れたことはすごくありがたいことですし、同時に「勝負だな」と感じています。これでヒットして、日本映画にオリジナル作品が増えたらいいなと思っています。

—作中では、クイズ番組『パネルクイズ アタック25』に紀子が出演するシーンがありますが、どういった経緯でこのシーンが生まれたんですか?

【吉田監督】子どもの頃から「アタック25」が好きでよく観ていて、ガチガチに緊張した素人の方たちが正解してガッツポーズをして明るくなっていく様子がクイズ番組というよりドキュメントを観ているかのようだなって思っていました。シナリオを書いていく中で、一般の方が人生の中でスポットライトをあびる瞬間って何かなと考えた時に、これが出てきたんですよね。
【ユースケ】娘を応援する父として観客席に座らせていただいたんですけど、あそこに座れる機会ってなかなかないから貴重な体験でしたね。司会を務めている谷原(章介)くんが本当に出ているんですけど、ほとんど台本もなくいつものように進行していましたね。
【橋本】(番組に出場するために)あんな大変な試験を何度も受けてらっしゃる方がいる中、私があの場所に立たせていただいて…もしかしたら恨まれるかもしれないなって思いましたね(笑)。撮影の時は実際のスタジオセットを使っているということもあってリアルで、本当に出演している気持ちになりました。

—最後に一言ずつお願いします。

【吉田監督】スタッフ、キャスト全員で1カット1カット、丁寧に作った映画です。僕にとっては宝物のような大切な作品です。もし、気に入ってくださったら応援のほどよろしくお願いします。
【須賀】良い意味で何も考えずに観られるというか。観終わった時には、温かい気持ちになっていただける作品だと思いますので楽な気持ちで観ていただきたいです。
【ユースケ】出演した作品はあまり観ない方なのですが、この映画は観ないといけないなって思って。観たら、想像していたより何倍も素晴らしい映画になっていました。ダントツナンバーワンです!心の底から観てほしいと思う映画、僕の大事な映画になりました。
【宮﨑】この映画のために木村カエラさんが「向日葵」という素敵な曲を作ってくださいました。本当に優しい声で、映画の最後を包み込んでくれていますので、ぜひエンドロールの最後まで観ていってください。
【橋本】人の死を扱っている作品で悲しくて切ないシーンもたくさんありますが、でもこの映画が伝えたいことは悲しみに留まらず、もっと先の前向きな気持ちにさせてくれる、温かいエネルギーに溢れた作品です。観終わった皆さんが豊かな気持ちになれるように祈っています。

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Kiss PRESS編集部:松田

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