—たくさん見どころがあると思いますが、その中でもぜひ注目してほしいポイントがあれば教えてください!
全部が見どころです!会場に入った瞬間から出るまでわくわくやドキドキが止まらなくて、むしろそれが加速していって、そして気づいたらあっという間にもう終わっていて、もっと見たかったな…という中で、記念にグッズも買って帰ろうっていう気持ちになる。自信をもってそんな素敵な時間を作りたいと思いますので、ご自身の好きなところを楽しんでください。何かを作るときは自己満足ではありますが「見に来た人たちがこうなってほしいな」、「こういう表情になってもらいたいな」ということを想像しながら作っています。
今まで見たことのないオーケストラコンサートになると思うので、これまでこのコンサートシリーズに一度いらしていただいた方はもちろん、とにかくPEANUTSの世界観が好きな方にはぜひいらしていただきたい。今年はこのPEANUTSという世界観の中でとにかくカラフルでキラキラしたMagical Christmas Nightをお届けするので、足をお運びいただきたい次第です。
—城田さんご自身は題材であるPEANUTSやスヌーピーについて思い入れはありますか?
それこそ僕は「PEANUTS」という言葉を知らなくて「スヌーピー」だと思っていました。でもこのコンサートに参加させていただいてから、スヌーピーやチャーリー・ブラウン、チャールズ・M・シュルツさんについて深く知りましたね。先日はスヌーピーミュージアムへ行って、PEANUTSのキャラクターたちの誕生秘話や当時の時代背景などを勉強させていただく機会もあり、PEANUTSに関する本も読みました。
正直、今の僕の頭の中はファントムモードなので、現時点では100% PEANUTSのことを考える時間があまりないのですが、今日みたいな日は喋りながらできることを考えたりしています。今は僕にとってわくわくが増していく時間ですね。
—ご自身もわくわくしながら考えているんですね!
僕自身が楽しめなきゃお客様も楽しくないですし、僕が自信を持って作らなければいいものはできないと思っているので、楽しみながら考えています。3年間携わってきたコンサートの主導権みたいなものをいよいよ握らせていただいたわけですから。託してくださったスタッフの方々や責任を僕に委ねてくださった方たちにしっかりとお返ししないといけないと思いますし、楽しみにされているお客様には、やはり期待以上のものを見せないといけないし…。そこに関して責任感はありますが、緊張やプレッシャーは無く、各セクションのプロたちとのチームプレイで最高のものを作り上げるわくわくした気持ちでいっぱいです。