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牧野富太郎が命名!鮮やかな六甲ブルーに出会えます
六甲高山植物園で「ヒメアジサイ」が見ごろ 神戸市
六甲山頂にある六甲高山植物園(神戸市灘区)では、鮮やかな六甲ブルーのヒメアジサイの群落が見ごろです。
ヒメアジサイは、エゾアジサイの花序全体が装飾花になったもので、1929年に牧野富太郎が長野県戸隠付近で見たエゾアジサイの品種に命名し、普通のアジサイに比べて花が女性的で優美なので姫アジサイと名付けられました。
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六甲山は花崗岩で土壌が酸性なので、鮮やかな青色に発色した様子は「六甲ブルー」と呼ばれ、神戸市の市花として親しまれています。
村上定弘著の「六甲あれこれ~六甲山をめぐる物語~」には、『六甲山上のアジサイ、戦中から戦後にかけての十数年訪れる人もなく寂れ、そのことを嘆き悲しんだ阪急電鉄創業者の小林一三氏が六甲山をアジサイの山にしたいという思いから苗の提供を申し出られ、相談を受けたのが当時六甲山小学校の教師の林中元氏。』と、六甲山にアジサイが植栽されたいきさつが書かれています。
このヒメアジサイは、7月下旬頃まで楽しめるそうです
<記者のひとこと>
昨年の朝ドラで一躍有名になった牧野富太郎博士。彼が名付け親のアジサイが「六甲ブルー」の色合いだなんで、なんだか嬉しいですよね。
詳細情報
- 見ごろ
- ~2024年7月下旬
- 場所
- 六甲高山植物園
(神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150)
GoogleMapsで探す - 開園時間
- 10:00~17:00 (16:30受付終了)
- 料金
- 大人(中学生以上)900円
小人(4歳~小学生)450円 - TEL
- 078-891-1247
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