神戸最古の異人館で紅茶を楽しめるパティスリーサロン
『Salon15 TOOTH TOOTH 旧神戸居留地十五番館』の極上空間で優雅にランチ 神戸市
神戸・旧居留地にある『Salon15 TOOTH TOOTH 旧神戸居留地十五番館』に行ってきました。6月20日にオープンしたばかりの新しいお店です。
明治13年頃に建てられ、神戸に残存する最も古い異人館として知られる『十五番館』は、国の重要文化財にも指定されている貴重な建物。ここに新しく「TOOTH TOOTH」のサロンが誕生しました。
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ポーチを抜けステップを上がると、圧倒されるほど高貴な佇まいから紅茶の香りが漂ってきます。ここは他のTOOTH TOOTH系列店と違い、紅茶に特化したサロンなのだそう。
1階右手のティーブティックには、20種もの厳選されたオリジナル紅茶が並んでおり、カウンターでは週替わりで4種類の紅茶を試飲することができます。
左の部屋にはフィナンシェやサブレなどの焼き菓子が並び、その奥には季節の旬の果物を使ったタルトやケーキも販売されていました。
美味しそうなケーキに目移りしつつ、今回は優雅なランチを目的に来店。2階のサロンに向かうべく重厚な階段を上ると、そこは1階に劣らず気品漂う空間が広がり、ゴージャスでありながら落ち着いたクラシカルな趣きにうっとり。
室内も素敵ですがテラス席もあるとのこと。この日は気温も高くなく、抜ける風が心地よかったので、外のバルコニーで料理をいただくことに。
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旧居留地の街並みを眺めながらセレブ気分に浸っていると、早速料理が運ばれてきました。
今回オーダーしたのは魚料理とパスタに、デザート、ドリンクが付いたセット。クリームチーズがのったブルスケッタの前菜と、トマトが濃紺な野菜たっぷりのミネストローネをいただきます。
メインプレートの魚は鯛のヴァプール。ロール状に巻かれた鯛の中には、パセリとガーリックの香り豊かなクリームチーズがイン。蒸し上げられているので、ほろほろと柔らかく口の中でほどけます。
生パスタのリングイネはもちっとした弾力に、小麦のほの甘さが味に膨らみを持たせています。シンプルなオイルベースはアサリとズッキーニに加え、木の芽や穂ジソ、芽ネギと和のハーブのあしらいでぐっと深みのある味に。
1階のパティスリーで一目ぼれした柑橘のタルト。この日は小夏がごろごろとのっており、中のムースにはハーブのチーズが入ってより爽やか。果実の甘さに果皮のほろ苦さが大人のスイーツに昇華されています。
テラス席でいただく紅茶は最高に優雅なひととき♪のはずが、20種類もの茶葉が並ぶメニューを前に困惑。悩んでいると、セイロンをベースにしたオリジナルブレンドをすすめていただきました。
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南部鉄器で提供された紅茶は想像以上にまろやか。ほのかに花のような香りが感じられ、飲み口はすっきりとしています。訊くと芦屋の名店「ウーフ」の監修によるものだとか。奥深い味わいに他も試したくなり、1階で試飲した「グレイグラス」を帰りに購入。紅茶の世界をもっと知りたくなったお店でした。
- 場所
- Salon15 TOOTH TOOTH (サロンジュウゴ トゥーストゥース)旧神戸居留地十五番館
(神戸市中央区浪花町15番地 )
Google マップ - オープン日
- 2024年6月20日(木)
- グルメサイトで見る
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