JR芦屋駅北側を西へ向かう通りは数々の飲食店が並び、お昼になるとランチ目当てに人が集まるグルメエリアです。

5月30日にオープンした「PASTA DINER（パスタダイナー）」（芦屋市）では、こだわり食材を使ったちょっと贅沢気分になれる生パスタランチが楽しめると聞いて行ってきました。

同店では、系列店のブーランジェリー＜BAKE STAND＞の職人が作り上げた独自の配合にこだわるパスタを毎日店内で製造しています。製造後丸1日は熟成庫で保存、生地をなじませることでもちもちの食感を引き出しています。

「パンチェッタとこだわり卵のカルボナーラ」2,300円（税込）に、プラス800円（税込）の「Bセット」を選ぶと、パン食べ放題、サラダ、特製ティラミス、ドリンク（コーヒーまたは紅茶）が付きます

今回いただいたのは、パスタの王道「パンチェッタとこだわり卵のカルボナーラ」のBセット。

パスタと同じ＜BAKE STAND＞のパンが提供されています

まず出てくるのはサラダとパン。パンは食べ放題でフォカッチャ、バゲット、イギリスパンの3種類の盛り合わせが出てきます。お代わりを言えば温かいものを持ってきてくれるので、ついつい食べすぎてしまいそう。

鮮やかなオレンジ色の卵とパンチェッタを贅沢に使用

パスタに使うこだわり卵は「高砂の夕日」というブランド卵で、濃厚な黄身としっかりした味が特徴。卵本来の味がダイレクトに伝わるカルボナーラにぴったりです。

パンチェッタとは塩漬けにした豚バラ肉を熟成・乾燥をさせたもの。火を入れると凝縮された脂の旨みがじゅわっと溶け出し、全体にコクが生まれるのだとか。

テーブルに運ばれてくるとすぐに目の前でチーズをかけて仕上げてくれます。近くでこういうパフォーマンスを見ると、やっぱり気分が上がりますね。卵が隠れるまでチーズがかかったら完成です。

ソースは少し多めなので、パンにつけて最後まで美味しく

食べる前にしっかりと混ぜ合わせて…初めて見る美しい色のカルボナーラになりました。さぁ、いただきます！

濃厚な黄身にパンチェッタとチーズの旨みやコクがパスタにしっかり絡まっています。パスタはもちもちで食べ応えは抜群、量もしっかりあるのでお腹いっぱいになりました。

お店のためだけに作られている特別なデザートなのでパティスリーでの販売はしていないとのこと

セットのデザートは、こちらも系列店のパティスリー＜AKAINEKO＞の特製ティラミス。ふわふわの軽くてなめらかなクリームとコーヒーの苦味、少しお酒も効いた大人のドルチェです。

女性に人気の「ノルウェーサーモンとほうれん草のパスタ」（出典：PASTA DINER 公式Instagram）

ほかにも4種類のソースと自分好みの具材を選べるパスタもあるそうで、幾通りもの味の組み合わせを楽しんでくださいとのこと。

夜はワインに合う一品料理やもちろんパスタもあります

店は落ち着いた雰囲気で、友人同士やおひとりでゆったりと食事する人の姿も。週末は家族連れも多く、誰もが幸せなランチタイムを過ごしているようでした。