屋敷町の県指定重要文化財『旧九鬼家住宅資料館』で6月2日に「九鬼茶会（くきちゃかい）」が6年ぶりに開催されます。事前申し込み制で先着計100名まで。申し込み受付開始は5月1日から。

茶道の裏千家13代家元『圓能斎 鉄中宗室（えんのうさい てっちゅうそうしつ）』に嫁ぎ、夫とともに茶道の発展に尽力した三田藩11代藩主・九鬼隆徳（たかのり）のご令孫・綱子さん。今年はその百回忌にあたり、ご縁を偲ぶ茶会として開催されます。

過去開催の様子

最初に旧九鬼家住宅で濃茶が、次に三田ふるさと学習館（学習室）で薄茶がふるまわれます（濃茶・薄茶の順番は変更不可）。今回、特別に行われる講話「九鬼家と裏千家」を、ふるさと学習館で一服のお茶を楽しみながら聴くことができます。

＜企画者メッセージ＞
同茶会は令和元年の第10回を最後に途絶えていましたが、今回限りでの復活となりました。濃茶のお茶席は格式が高いと言われていますが、肩肘張らず気楽にお楽しみください。座椅子の用意もあります。普段着などいつもの格好でお越しいただければと思います。