ここでしか食べられない味、また食べたくなる味
塩屋にオープンした『トコナッツグループ結(YUI)』でこだわりの沖縄そばをいただきました 神戸市
3月に塩屋にオープンした『TOCONUTS GROUP結(YUI)』(神戸市垂水区)で本格沖縄そばが食べられると聞いて、さっそく行ってきました!
高架下にあると聞いていたので小さなお店かと思っていたら、意外にもゆったりとした店内。
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大型ビジョンでは沖縄の美しい風景が流れ、聞こえてくる沖縄の音楽にテンションが上がります♪
琉球にルーツを持つ塩屋出身の店主福谷さんが、神戸にはまだ少ない本格沖縄そばが食べられる場所を作りたいとオープンしたお店。
宣伝をしていないので、地元の人や通りすがりのお客さんがほとんどですが、噂を聞きつけて遠方から訪れる人も増えてきたそうです。
本場沖縄のお店を食べ歩いて研究を重ねたという「沖縄そばランチ」を、さっそくいただきました。
美しく澄んだスープ!豚肉やかつお節などからとる出汁は、一口飲むと身体に染み渡るような旨みを感じます。後味はすっきりと爽やか。
少し平たい麺はつるんと喉越しよく、暑い季節にもぴったりです。
沖縄そばに欠かせないのが「ソーキ」。同店では「軟骨ソーキ」という豚軟骨肉を使っているそうです。
見るからに柔らかそうなお肉。甘めに煮込まれたソーキはトロンととろけ、あっさりめのスープともよく合います。
丁寧に下処理され余分な脂が落とされているので臭みはまったくなく、脂身が得意でない人も美味しくいただけると思います。
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トッピングはオリジナリティに溢れています。沖縄そばにはソーキの他に「紅生姜」「かまぼこ」「ネギ」を乗せるのが一般的ですが、同店で使うのは「紅天」。これがなんともよく合うのです!
「紅生姜でスープが濁るのが嫌で」と福谷さん。試行錯誤を繰り返し、こだわりのクリアなスープを保ちつつ、紅生姜+かまぼこの風味もしっかり味わえる紅天を使うことに決めたのだとか。
すでに何度も通うファンがいるという同店。「いい意味で味を忘れる、と言われるんです」と笑う福谷さん夫妻。
癖がなくあっさりとしていて、また食べたくなる味。ガツンと濃い味ではないけれど、印象に残る味。もう一度訪れたくなる気持ち、分かります。
同じ塩屋で朝・昼・晩と営業する『TOCONUTS』の2号店としてオープンした同店。街の人達のコミュニティスペースからスタートし、“縁を結び繋がってゆく場所”として、これからも様々な進化が期待できそうです。
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知る人ぞ知る本格沖縄そば。1日に作られる数量が限られていますので、売り切れることもあります。公式Instagramをチェックしてからお出かけくださいね。
- 場所
- トコナッツグループ結(YUI)
(神戸市垂水区塩屋町1-986-4 山陽電車高架下店舗 )
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