みなさん、「サメ氷」をご存じでしょうか？SNSを賑わせ、TV取材多数、昨秋には某有名旅バラエティー番組にも出演を果たしたその店の名は『パパパピッピーズ』。 

「月見山駅」から徒歩5分ほど、大通り沿いにお店はあります 

月見山近辺を取材していると、必ずといってよいほど名前の挙がる同店。なんでも、こちらの店主は数々のイベントを主催したり、地域のプロモーションにも一役買っているのだとか。 

ドキドキしながらドアを開けると…、柔和な笑顔の店主ご夫妻が迎えてくれました。 

セルフリノベーションしたという店内には楽しい仕掛けがたくさん！

店主の幸内さんは、会社員を経て家業の漁師、海の家を継いだ後、2018年に同店をオープンしました。地域活性化のために様々なイベントを開催する中で、「街のコミュニティとなる場所を作りたい」とオープンに至ったそうです。 

屋台っぽい雰囲気、今夏のテーマは“盆踊り”に決定しているそうです 

そんな同店で扱うメニューはなんと100種類以上！今回は、神戸産のいちごを使ったメニューをいただきました。 

「神戸いちご飴」550円（税込） 

キラキラ光る衣をまとった「いちご飴」。思わず「キレイ♡」と声が出るほど美しいビジュアルですが、その作り方がユニークすぎるのです。 

外国人観光客にも人気の「すだれ」

注文してしばらくすると「すだれ」の前へと誘われます。 

徐々に開かれるすだれ。 

…え？えっ！？ 

フルーツは自動回転マシーンによりクルクル回っています 

回転するフルーツ。垂らされる飴。根元には鮫（と恐竜）。

シュールな状況に驚きつつも、笑いが止まりません。 

子どもは絶対のぞくという「のぞき穴」も完備

こちらのマシーンは幸内さんが考案・製作したもの。完熟いちごを美味しく「いちご飴」にするために、フルーツには熱を通さず周りに飴をまとわせる手法を考え、それを最も効率的に作るためのマシーンを手作りしたのだとか。 

パリパリ音は「ASMR」にも対応♪ 

口に入れると、繊細な飴がパリパリと小気味よい音を立てます。続いていちごの爽やかな甘さが口いっぱいにジュワッと広がります。まさにいちごと飴のマリアージュ♡

フルーツの食感や風味を一切壊さず、飴の香ばしさもしっかりと感じられるフルーツ飴、これは革命ではないでしょうか？！ 

「チョコまみれ」1,180円（税込）

こちらは「チョコまみれ」。完熟いちごを思う存分楽しめるメニューです。 

この日は「おいCベリー」と「紅ほっぺ」が合計8個使われていました 

大きないちごにトロトロのチョコソースをかけていただきます。そこにエアリーなクリームが加わることでコクが増し、いちごのジューシーさも際立ちます。 

いちごメニューは11月中旬頃〜6月初旬頃までの予定です

同店で使われるいちごは、神戸市西区の『笠木ファーム』のもの。生産地から30km圏内だからこそ楽しめる、完熟のいちご。華やかな香りと甘さは格別です。 

「ぶどう飴」430円（税込）も人気 

独創的でユニークなメニューの並ぶ『パパパピッピーズ』。「若者が集まる街にしたくて」と語る幸内さんのモットーは“思いは真面目、表現はオモシロく”なのだそう。 

ウワサの「サメ氷（被害者付き）」　※提供画像

“人と人との結びつき”の大切さを発信する場所として作られた同店。小学生から年配者まで、地元の人から観光客まで、様々な人が訪れているのが印象的でした。 

オモシロ美味しいメニューを楽しみながら、いろいろな話題で盛り上がれるお店です。珍しい体験に“映え”写真、地域の美味しいお店情報などもゲットできるかも。訪れると、きっと何かを得られる場所ですよ！