三宮に1月にオープンし話題を呼んでいるラーメンの新店『1/f（エフブンノイチ）』（神戸市中央区）で、話題沸騰中の“ちゃん系”ラーメンを実食してきました。

「鶏Soba 座銀」などの人気ラーメン店を手掛ける会社『銀の葡萄』が運営する新ブランドで、いま関東を中心に爆発的な人気が出ている“ちゃん系”ラーメンのインスパイア系です。

「“ちゃん系”ラーメン」の特徴は、昔懐かしい中華そばを感じさせるあっさりスープ。関西ではまだ珍しいちゃん系ラーメンを何軒も食べ歩き、試行錯誤を経て辿り着いた“40代でもスープを飲み干したくなるラーメン”にすでに多くの常連客がついているのだとか。

すべてのメニューにご飯がついていますが、注文時に少な目のオーダーもできますよ◎

あっさりラーメン好きの筆者は期待に胸膨みます！まずは店外で食券を購入。メニューは「中華そば」、「チャーシュー麺」に加え、麺の味わいをより楽しめる「もり中華」なども。今回は基本の「中華そば」（お好みのトッピング2つ・ご飯付き）をチョイスしました。

以前は「鶏Soba 座銀」だった店舗はスタイリッシュな空間。

中華そばには通常チャーシュー、メンマ、ねぎがトッピング。今回はさらに好みで2つのトッピングを選べるので、注文時に口頭で伝えます。この日はおすすめのゆで卵を注文しました！

「1/fラーメンの特徴は麺とチャーシューです！」とエリアマネージャーの宮元さん。ラーメンファンなら知らない人はいない製麺のプロ「麺屋棣鄂（ていがく）」が監修した「刀削麺」のような特製平太麵を使用しています。

豚ベースのスープは透き通るような黄金色！

店内に広がるスープの香りに胃袋をぎゅっと鷲掴みにされます。

自慢のチャーシューには筋肉質で脂肪が少ない豚腕肉を使用。固くならないように丁寧に調理したほろほろチャーシューが、通常サイズでも100グラムもトッピングされるんです！

「中華そば」（お好みのトッピング2つ・ご飯付き）950円

待ちに待った中華そばが着丼。ボリュームたっぷりのチャーシューに、思わず目が釘付けに…。

スープを一口含むと、その淡い色合いからは想像できないほどのキレを感じます。豚の旨味が溶け込んでいて、後味には少し甘い余韻も。

特徴的な平太麺はむっちりとした弾力で表面にしっかりとスープが絡み、すするたびにスープの味わいと小麦の香りが広がります。

たっぷり乗ったチャーシューはほろりとほぐれる柔らか食感。噛む度に豚肉の味わいがじゅわっと溢れだします！麺と交互に食べても最後まで残るほどのボリューム感が嬉しい。

海苔は最初のトッピングで注文可、追加注文は+100円（5枚）

「ご飯に乗せてチャーシュー丼を作るのもおすすめですよ！」と伺い、スープを少しかけて海苔で巻き一口でぱくり。海苔の香りと豚のエキスがごはんと合わさって最高の一品になりました！

とろとろ食感のわかめと昔ながらの固ゆでの卵もスープとの相性抜群でした！

ごはんは追加料金でチャーシューが乗った「へためし」に変更可能

自称食いしん坊の筆者でも食後は「ふ～！」と息が漏れるほどの満足感ですが、なんと麺の大盛りが無料！たくさん食べたい人に嬉しいサービスですよね。

エリアマネージャーの宮元さん

今後は季節の食材を使用した限定ラーメンの提供も考えているそう。明るく親切な接客とボリューム満点のラーメンに、ますます地域の人に愛されるお店に進化していきそうです。